訳を三つ並べて比べたときに見えてきたことをまとめています。
生活の話をします。私がこの箇所を思い出すのは、たいてい台所か、通勤電車のなかです。教会の椅子の上ではありません。それは偶然ではない気がしています。(詩篇 16:1-4)
17それで、彼はいつまでもその網の獲物を取り入れて、 無情にも諸国民を殺すのであろうか。
ハバクク書 1:17(口語訳(日本語))
ここで一度、歴史のなかに置いてみます。この文章が書かれた時代、読者は何に困っていたのか。それを想像するだけで、言葉の温度が変わってきます。(コロサイ人への手紙 2:22)
文脈を無視して一節だけを引くと、まったく逆の意味になることがあります。実際、この節は都合よく引用されることが多い箇所です。だからこそ、前後を含めて読み直す価値があります。(哀歌 2:1-3)
11And from the middle portal come in a direct direction health and rain and dew and prosperity; and through the third portal in the west come cloud and hoar-frost, and snow and rain, and dew and locusts.
12And after these [four] are the west winds: through the first portal adjoining the north come forth dew and hoar-frost, and cold and snow and frost.
エノク書 76:11-12(Charles 訳(英語))
私はここで立ち止まりました。先に進めないまま、しばらく同じ数行を読み続けました。その時間そのものに意味があったのだと、今は思っています。
20なぜ、あなたはわれわれをながく忘れ、 われわれを久しく捨ておかれるのですか。
哀歌 5:20(口語訳(日本語))
外典を並べて読むと、当時の人々が共有していた語彙の広さに驚かされます。正典に収められた文書だけを見ていると、その広がりは見えません。
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