NeON Church について

テキストと解釈が交差する、新しいキリスト教的プラットフォーム

コンセプト

「日本的なキリスト教」とは何か。 その問いについて考えるなかで、私は内村鑑三の「無教会主義(Non-Church)」にたどり着きました。 一方で、もともとポストモダン思想にも関心があり、東浩紀の『動物化するポストモダン』から影響を受けるなかで、「データベース的なキリスト教」という構想を抱くようになりました。キリスト教を、ひとつの固定された制度や権威としてではなく、複数のテキスト、解釈、歴史、断片が接続される開かれた場として捉えることはできないか。NeON Churchは、その問いから生まれたプロジェクトです。 この構想によって、保守的なキリスト教と、ポストモダン以後の思想とのあいだに、新しい接点を見出せるのではないかと考えています。また、歴史のなかで正典の外に置かれてきた文書や、周縁化されてきた解釈にも光を当てることを目指しています。 「NeON」という名前は、ギリシャ語で「新しい」を意味する neos に由来する元素名 “neon” から来ています。そして同時に、大文字で記された N・O・N が示すように、それは冒頭で触れた「無教会(Non-Church)」の “Non” からも来ています。「新しさ」と「無教会」——この名前は、その二つの含意を重ね持っているのです。さらにそれは、背景画像が示唆するように、東京のネオン街に象徴される雑種性、人工性、混沌、そして新しさのイメージとも重なっています。 NeON Churchは、制度としての教会ではなく、テキストと解釈が交差する、新しいキリスト教的プラットフォームです。

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